第25回定期総会(藤沢市)

主 催 公益社団法人日本オストミー協会神奈川支部
日 時 平成25年5月19日(日)10時30分〜16時30分
場 所 藤沢市労働会館
交 通 JR藤沢北口下車 又は 小田急線藤沢本町下車 徒歩10分
議 案 1号議案:平成24年度事業報告
2号議案:平成24年度収支決算・監査報告
3号議案:平成25年度事業計画案
4号議案:平成25年度収支予算案
5号議案:役員改選
講 演 障害福祉の現状について
講 師 社会福祉法人 いきいき福祉会 ラポール藤沢 施設長 阿部充宏様
ケアマネージャー 荻原 満寿美様
相談員 藤沢市民病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 新村 智子
展示会 補装具メーカー・販売店の補装具等の展示あり
参加費 700円(資料・昼食代 当日受付にて徴収します)
総会開催アルバム
角田支部長の挨拶
講演を拝聴する出席者の皆様
会場内に展示された会員の作品
「植物細密画」
会場内に展示された会員の作品
自分で採取した貝を組み合わせた
「シェルフラワー」
会場内に展示された会員の作品
(写真愛好会)
会場内に展示された会員の作品
(写真愛好会)
総会議事・公演内容
総会出席者、会員55名の出席をいただき開催されました。午後の講演会は、64名の出席がありました。
■議 事
第1号議案から第5号議案まで、滞りなく拍手承認可決されました。  
・支部長、副支部長、事務局長、幹事、監査合計24名の役員を決定した。詳細は会報を参照。

講演会:「介護保険の基礎知識 介護保険って?」
 介護保険のお話をする前に、皆さんに、質問があります。大変不躾で失礼になるかもしれませんが、お答えください。『人生の最期を迎える所はどこがいいですか?』
 ご自宅の人は?(挙手)
 病院の人は?(挙手)
・・・・・・・・そうですか。やはり、ご自宅の人が多いですね。日本人の約8割の人は自宅を望んでいるようですが、実際には2割にも満たないのです。この現実を踏まえると、国の「介護保険制度」(公助)の内容をよく理解して、皆様一人ひとりにあった暮らしのプラン(自助)をケアマネージャーのサポート(共助)を受けて、明確にしていくことが必要であると思います。
<介護保険とは>
 一体どのような制度なのでしょうか?
介護保険制度をより良く活用していくためには、どのような動きが大切でしょうか?
それらについて、ご説明いたします。
1.介護保険とは、どのような制度なのでしょうか?
   ・介護保険は市町村などが保険者となって運営し、40歳以上の人が加入します。加入者(被保険
   者)は保険料を負担し、要介護(含む要支援)の認定を受けてからサービスを利用する制度です。
   ・介護保険を利用できるのは40歳からです。
2.介護保険を利用するために、私たちは、どのような動きをするのでしょうか?
   ・介護(支援)が必要になっても直ぐに使えるものではなく、役所の窓口(介護保険課)へ申請する
    必要があります。
   ・申請には
    @要介護認定・要支援認定 申請書、
    A介護保険保険者証、
    B印鑑(認印可)、
    C主治医の意見書が必要です。
    申請はその場で全て終わり。
   ・申請後、役所の職員が自宅へ実状調査(介護がどの程度必要かを調べるため)に訪問して、聞
    き取り調査を受けます。
   ・訪問調査と主治医の意見書をもとに、介護の区分ランクが決められ認定され、1ヶ月あたりに利
    用できるサービス額が決まります。
   ・あなたがどのように暮らしたいかを基にしたケアプランをケアマネージャーと共に相談して作成し
    ます。
3.費用はどのくらいかかるのでしょうか?
   ・介護度により、月に利用できるサービスの支給限度額があります。(限度額を超えた部分は、全
    額自己負担となります。)
   ・利用したサービス費用の原則1割を負担します。
   ・通所、短期入所、施設入所のどれでも食費、日常生活費は自己負担。入所の場合は、室料・食
    事代は自己負担です。以上が介護保険制度の概要です。

不明な点は支部や役所窓口に必ずお聞きして確認するようにしてください。


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更新日:2010年9月5日