主 催 |
(公社)日本オストミー協会神奈川支部 |
日 時 |
平成28年 3月27日(日)13時30分~16時30分 |
場 所 |
平塚市民活動ーセンター JAビルかながわ 2階
平塚市八重咲町3-3 |
交 通 |
JR東海道線 平塚駅南口 徒歩2分 |
講 演 |
「介護保険の改正点並びに介護保険の利用の仕方」 |
社会福祉法人逗子市社会福祉協議会
さくら貝サービス事業所所長 社会福祉士 坂本 文典 様 |
相談員 |
平塚共済病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 植木 京子 様 |
展示会 |
有り |
参加費 |
無し |
出席者 |
計49名 |
相談会報告 |
[講 演]
公的な制度としての介護保険が始まって16年になります。まず、改正は昨年あり、次は平成30年に大きな改正があるとのことです。
サービスの内容も変わってきました。
平成18年度に介護を必要とする方の状態が大変にならないように予防することを言われ、「予防重視型システム」に転換し、
平成24年度に介護を地域の中で支える「地域包括システム」へと展開していきました。
2015年度(平成27年)の介護保険改正で中重度要介護者と認知症高齢者への対応、介護人材確保、サービスの適正化に重点を置いていく方針であることになりました。
具体的には、
✹介護老人福祉施設(特養)は、要介護3以上(2015年4月から)
✹サービス利用に伴う負担割合も一定以上の所得のある人は、1割から2割負担になります。(2015年8月から)
✹新しい介護予防、日常生活支援総合事業
・要支援1・2を対象としたサービスから『訪問介護』と『通所介護』が消えるかも知れない。自治体毎の「差」の拡大が出てきそうです。
・これから介護保険利用の手順も今までと少し異なってきます。
・2017年4月までに全市町村で実施される。(平塚市は2016年4月から実施される)
・2018年(平成30年)は医療と介護の同時改正です。
〔質疑応答〕
①「特養」と」「老健」の違いについて
✹特別養護老人ホーム……24時間介護の必要な人、自宅の生活が困難な人又は介護者の重介護の軽減のため施設に入り介護を受ける。
✹介護老人保健施設……メインはリハビリ。自宅と病院の中間施設と言われる。一定期間したら自宅に戻ることを前提にしている。
②介護保険に更新があるが、更新が必要なのかどうか。
・使う予定がなければ更新する必要はないが、使いたい時すぐに使える様に更新しておいた方が良いと思う。一度やめると、次回使いたい時手続きに時間がかかるので、質問のあった時は更新を進めている。
※介護保険は制度が複雑すぎて解りにくくなっています。
※要介護度が低い人へのサービスは、住んでいる自治体によって違いが大きくなると思います。
自治体の動向に関心を持ちたいものです。
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