主 催 |
(公社)日本オストミー協会神奈川支部 |
日 時 |
平成27年9月6日(日) 13時30分~16時30分 |
場 所 |
茅ヶ崎青少年会館 ホール
茅ヶ崎市十間坂三丁目5番37号
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交 通 |
JR東海道線「茅ヶ崎駅」北口から 徒歩15分 |
講演・相談員 |
「皮膚のトラブルと日常生活」 |
平塚市民病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 堤内 教子 様 |
展示会 |
有り |
参加費 |
無し |
出席者 |
- |
相談会報告 |
講 演:「皮膚のトラブルと日常生活」
✹皮膚障害
<原 因>
・皮膚障害の多くは尿や便の漏れによる。漏れの主な原因は面板のストーマ孔が大きい、装具交換の間隔が長い事などがある。
<対 策>
・装具の面板の径をストーマより全周2~3ミリ大きくカットをする。
・面板の溶解が10ミリ未満で交換する。個人差があるので、面板の裏をよく観察する。
・被膜剤や剥離剤の使用は、皮膚を保護し予防になる。
・体型変化や視力低下により、装具に不具合が生じた時は、ストーマ外来を受診し、他の装具などを含めて相談をする。
✹偽上皮腫性肥厚(ぎじょうひしゅせいひこう:PEH)
<原 因>
・尿路系ストーマに多い皮膚障害で、尿の皮膚への付着が長期間生じる事で皮膚がふやける。ふやけた部位に尿の成分が浸透し、慢性的な炎症が起き皮膚が肥厚する。
<対策>
・ストーマ外来の受診、被膜剤の使用、面板の溶解が10ミリ未満で交換する。
✹最後に
・皮膚障害にある様々な原因を見つけ、早めに対策をすることが必要。
・日常生活においてケアが困難な場合は、家族の協力やストーマ外来に相談することが大切。
《グループ相談会報告》
<コロストミーグループ>
・術後3ヶ月の方から風呂の入り方、臭い、ガスの処理、食生活、排泄のタイミング、装具の扱い方等くさんの質問がありました。
・使用している装具のメーカーで出している、タイプの違う装具の種類、使い方などを説明し、試してみたい装具やアクセサリーがあったら、ストーマ外来受診の折、看護師に相談しながら使用したら良いのではとアドバイスしました。
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