小田原相談会(小田原市)
主  催 (公社)日本オストミー協会神奈川支部
日  時 平成27年5月30日(土)13時30分~16時30分
場  所 小田原市民会館 第6会議室
小田原市本町1-5-12
交  通 JR東海道線「小田原駅」 徒歩10分
講 演 「介護保険の利用の仕方」
社会法人逗子市社会福祉協議会さくら貝サービス事業所
所長 社会福祉士 坂本 文典 様
相談員 県立足柄病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 高橋 佳織 様
展示会 有り
参加費 無し
出席者 計13名
相談会報告
[講  演]
 核家族や家族の在り方の変化などから、将来の暮らしの不安を失くすために「介抱」と「介護」を目的とした介護保険制度が成立・導入され発足したのが、2000年(平成12年)あっと云う間に早くも15年が経過しました。
 始めての制度であることから、沢山の問題や課題が出て来たようでして、予防重視型システムの転換から地域包括ケアシステムに展開して行くようです。
 今後の考え方としては、今までは介護保険の適用法が広く、浅くを目指して来たものを、中重度要介護者と認知症高齢者の対応へと重点を置いて行く方針であるとの事でした。現在本当に困っている方に目を向けるのならとても良い事のように感じました。
 講演終盤に講師から介護保険◯、×クイズを出していただき出席者で楽しく回答しました。

《グループ相談会報告》
<ウロストメイトグループ>
 ・話題の多くは、装具に関してでした。
 ・皮膚のただれに困っていた方は、相談員の看護師さんのアドバイスを受けて大変喜んでいました。
<コロストメイトグループ>
 ・術後3年から19年の人が出席しました。
 ・装具の洗浄についてや腹筋に力が加わって大丈夫かなどの話題が出ました。
<イレオストメイトグループ>
 ・料理の話から始まって、夏に向けて水分摂取に心がけましょう等の話題がありました。
 ・急に痩せたりするとしわが増えてパウチ装着に難儀する場合があるという話もありました。
 ・出席者の皆さんには大きな悩みはないようでした。

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更新日:2016年3月31日