主 催 |
(公社)日本オストミー協会神奈川支部 |
日 時 |
平成27年4月19日(日) 13時30分~16時30分 |
場 所 |
アミューあつぎ市民交流プラザ 5階 504ルーム
厚木市中町2-12-15
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交 通 |
JR平塚駅南口から徒歩2分 |
講演・相談員 |
「ストーマ外来からみたより良い生活」 |
東海大学付属病院
皮膚・排泄ケア認定看護師 内藤 志穂 様 |
展示会 |
有り |
参加費 |
無し |
出席者 |
計51名 |
相談会報告 |
✸「ストーマ外来からみたより良い生活」
<「より良い生活」とは何か?>
・その人がその人らしく、手術前(それ以上)と同じような生活に戻れる事です。そのためのリハビリティションをきちんとしていく事が大切です。
<「セルフケアの大切さ」とは何か?>
・自分で装具交換ができることです。そのための大前提は、
①漏れない
②かぶれない
③臭わない
です。
✸皮膚・排泄ケア認定看護師仲間が立ち上げた「SIUP(シーアップ:ストーマ・イメージアップ・プロジェクト)」がオストメイトに行った「現在の装具に依るストーマのトラブル、悩み」のアンケート結果は、
・1位:「便漏れ」
・2位:「皮膚のただれ」
・3位:「お腹の形が変わった」
でした。
(原因)
・生活習慣の変化や術後経過年数による体型の変化などが考えられる。
(重要な点)
・日頃の装具交換時に面板の変色や汚れ具合をこまめにチェックする。
・ストーマ外来で定期的にチェックして対応策について相談する。
※引続き実際の患者様の写真の実例を見ながら、各々の状況と改善策について詳細な説明をしていただきました。
✸各グループに分かれての相談会
<コロストミーグループ>
・1名は術後2年目から洗腸をしている方、他の人は自然排便をされている方でした。
・ポリープ切除についてや入浴の心がけ、またパウチの取り扱いと幅広い話題となりました。
・相談会に参加された方には、生活保護で厳しい収入の中で装具を購入されている方、装具の購入に大変助かる助成金制度の恩恵に厳しい地区に在住する方といろんな意見がありましたが、「会場に来て話ができたことが励みになり良かった」と話されていました。
<ウロストミーグループ>
・ウロメンバーだった会員の方が死去されたことで、今まで助けられてきたことに対するお礼の言葉から始まりました。
・みなさん今では大きなトラブルも無く元気に生活されている方ばかりでした。今後も体力の維持に心がけていきたいとの言葉もありました。
<イレオストミーグループ>
・ストーマでは何ら問題なく生活しているが、病院の建て替えで一時調子を崩された方、十二指腸に腺腫ができ手術を予定されている方、夜行バスなども利用して旅行計画をお持ちの方とバラエティにとんだ会話でいっぱいでした。
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