講演「ウロストメイトの装具、選び方と病院のかかり方」
〇装具の選び方
手術後すぐは看護師からの勧める装具を使用しているが、年数が永くなると自分に合った物に変更していく。
〇装具の種類、特徴について
装具には機能などや排泄口が各メーカーによって違いがある。手術後の状態により使用する装具が異なる。
〇装具の種類、接続管の説明、使用方法について
・単品型装具、二品型装具の違い、使い方、特徴について。二品型装具はコストがかかる。平面型、凸面型装具などメーカーによって変わりがあるので、自分のストーマや体型に合わせて選ぶようにする。
・装具の交換については、交換時に面板がどのような状態か観察し、自分のお腹に合っているか様子を見る。ストーマのいろんな状態のスライドを見ながら説明。手術後年数を経るとお腹の形が変わり、ストーマの周りにシワが出て来て面板が貼りにくいこともある。補正の仕方、保護剤の使い方、ベルトの使用の仕方。
〇ストーマ・ボンヘルニアについて
・膨らんだお腹に面板の貼り方、方法、ヘルニアベルトの使い方について。
・ヘルニアベルトの選び方…ストーマ外来にて、医師や看護師に相談してから購入。自分に合った装具に出会うまで看護師に相談する。
〇尿路ストーマの皮膚管理
・装具が合っているか時々チェックする。装具を剥がした時、肌が赤くなっていたら装具の交換時期を早める。
・治りが悪いようなら、カビが原因の時もあるので皮膚科を受診する。
・ステロイド薬の使用についても、軟膏で装具が貼れなくなる物もあるので、看護師に相談してローションタイプの薬を出してもらう。
★夏などはストーマカバー等を利用して汗を取る。
★ストーマ外来のかかり方として、他院で手術した人でも情報を知らせて貰えれば受診できる。
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