オストメイト相談会(平塚市)

主 催 公益社団法人日本オストミー協会神奈川支部
日 時 平成25年3月24日(日)13時30分〜16時30分
場 所 ひらつか市民活動センター
交 通 JR平塚駅南口から徒歩
講演・相談員  「経年後のストーマケアあれこれ」
 平塚市民病院 看護師 小池 教子 様
展示会 補装具メーカー・販売店の補装具等の展示あり
参加費 無料
ポスター
 
相談会(平塚市)のアルバム


平塚市民病院
看護師 小池 教子 様
講演風景
平塚オストメイ地区交流会報告
<講演会>
●手術後年数を重ねることで、体形の変化、視力の低下、手先の不自由などによりストーマケアが今までのように出来なくなってきます。
○体形の変化
・年齢が増えると、筋肉の筋力が弱くなることでストーマを支える力が弱くなる。又体重が増えることで体の中の脂肪が増え、体の中での腹圧でストーマが膨らんだり、 脱出したりすることがある。そこから発生することで漏れからくる皮膚障害、ストーマが通っている腹壁が膨らむ「ストーマ傍ヘルニア」(ストーマ周辺だけが極端に盛り上がった状態)などが起きてくる。
○ケア
・装具は腹部に馴染む物。装具の縁に切り込みなど入れ腹部に添わせる。ヘルニアベルトの使用。お腹全体を包むように使用する⇒横になってお腹が出ていない体形で着ける。ベルトが強いとストーマの血流 が悪くなるのであまり締め付けない。ヘルニアの手術は、また再発もあるし手術時の麻酔にもリスクはあるので現状を上手に保つことが良い。
○手先の不自由、視力の低下
・手先が不自由になったり、白内障などになりストーマが見えにくくなり手当が上手に出来なくなると便や尿が漏れやすくなる。指先の力が弱くなることでツーピース(2品製)の噛み合わせがよくできなくなる。 指で押す物ではなく簡単に出来るもので装具の変更をする。変更は自分に合った物を探す。
<コログループ>
●12名(男性5名女性7名)
・装具の交換や臭いについて及び入浴について意見交換。
<イレグループ>
●7名
・寒いときのペーストの使い方など装具の装着について、臭い防止について。
<ウログループ>
●尿漏れ防止が主な話題で、付随して肌荒れ防止について。

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更新日:2010年9月11日