相談会(小田原市)

日 時 平成18年3月11日(土)13時30分〜16時30分
場 所 小田原市社会福祉センター 4階研修室
小田原市城山2−1−5 0465-35-4000
交 通 JR小田原駅西口下車、徒歩10分
講演会 ストーマケアについての講演と質疑応答
講 師 神奈川県立足柄上病院 橋本千加子WOCナース
相談会 情報交換&交流会
展示会 補装具業者による展示を予定
相談会のアルバム
小田原市社会福祉センター正面玄関
新井支部長のご挨拶とWOCナースの紹介
神奈川県立足柄上病院 橋本千加子WOCナース「ストーマ周囲のスキンケアについて」の講演
スキンケアについて判りやすい説明がされた(詳細は、下記に記載)
西湘地区の会員が参加し、講演会および情報交換会で熱心な質問がなされた。
 
所感
 3月11日(土)13時30分より小田原市社会福祉センター4階研修室に於いて、補装具業者“サンキ”さんのご協力により相談会が開催されました。会員17名・会員外2名の参加者があり、1名の方が新しく入会されました。 神奈川県立足柄上病院の橋本千加子WOCナースさんから、ストーマケアーの一環として、トラブルの原因を見極め、早期に対処していくことが大切な、“皮膚について” のお話しをしていただきました。
 今後は、ストーマ外来を充実させていき、患者さんが、より良い生活が送れるよう協力していきたいと、更なる力強いお言葉を頂戴いたしました。
スライドを見ながら説明をしていただきました。内容は次の通りです。

・皮膚は、外的環境から守る最大の臓器です。よって、皮膚障害の原因を見極め、各原因への対応を早期に行うことです。
@ 自分に合った装具を選ぶ事
A イーキンシールなどで皺やくぼみの無いように面版を貼り、ベルトなどで漏れを防ぐこと。
B 装具の交換時期は、ストーマの周りの皮膚保護財が、5〜8ミリくらいとけた時です。
C 面版を無理やり剥がすと、角質層が奪われ皮膚本来の持っている作用が低下し、破壊され皮膚障害がおこります。皮膚を押さえながら、ゆっくりと剥離剤(リムーバー)などで湿らせながら剥がします。
D 良く泡立てた石鹸で洗い流します。
E 皮膚保護剤は、吸水性・緩衝作用・粘着性の有るものですが、吸いきれないほどの汗は、皮膚をふやかし雑菌が繁殖し感染をおこします。
F 皮膚に異常を感じたら、交換は早めにしたほうが良いです。
G 体毛が多い人は、剥がすときの刺激が少ないように、短めにカットしておくほうが良いです。
H ギー、デルマドローム(内臓疾患における皮膚に出る変化)がありますので、早期受診・早期治療が大切です。
記 SS
撮影 HS/YT

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更新日:2006年3月20日